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[第2部・石見神楽の演目とその伝説の地を訪ねて]
八岐大蛇(やまたのおろち)
[島根県木次町]

出雲神話と木次

『古事記』によれば、
出雲神話は高天ヶ原を追われた須佐之男命が
斐伊川畔で下る箸をみつけたことに始まる「ヤマタノオロチ退治」で幕を開けるが、
その場所は伝説などから大原郡木次町大字新市(旧日登村字新市)とされ、
この地を「八俣の大蛇公園」として
「箸從其河流下」(はしそのかわよりながれくだりき)(古事記)の碑が建立された。
木次町にはこの地、大蛇の棲み家「天が淵」、
大蛇の首塚「八本杉」など、
出雲神話に因む多くの伝説の地がある。

斐伊川

モニュメント大蛇


モニュメント須佐之男命

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