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[第1部・石見神楽] 能 舞(のうまい)
天の岩戸(あまのいわと)


天下り 二つのみたまに(日輪、月輪)現れて
豊葦原を 照らし まします
須佐之男命のたび重なる乱行に天照大神が立腹され、
天の岩戸に籠もられたので、高天原は急に常闇となった。
そのため悪鬼がはびこり、次々と悪事が重なるので
八百万の神たちがいろいろと協議の結果、
天の岩屋の前で神楽を奏したところ、
天照大神は何事かと岩戸を少し開かれたので、
すかさず手力男命が岩戸を押し開き、天照大神をお迎えし、
再び世の中は光を取りもどし、平和になったという物語である。




天照大神が岩戸を少し開かれたので、手力男命が岩戸を押し開く。



岩屋の前で、手力男命・天細女命・神々が神楽を舞っている。

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