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八重西神楽団「鬼同丸退治」 yaenishi-kaguradan kidoumarutaiji

あらすじ>>>

 平安時代は豪華絢爛を誇り、王朝貴族たちが、藤原一族を包みながら我が世の春を歌いながら平安絵巻をゆっくり回す時代に、源頼光は、都の守となり、四天王(渡辺綱・占部季武・碓井貞光・坂田金時)と共に都の治安を担っていたのです。
 そして、その武勇伝は、大江山の酒呑童子退治をはじめ、数々の伝説を頼光と四天王を主人公に仕上げて「頼光の地位と力」を絶大なものにして更に都の治安と特に王朝貴族の安泰を計ったのです。神楽・鬼同丸退治もその一つの物語です。
 京の都の夜回りを終えた頼光と渡辺綱は、頼光の弟・頼信の館へ立ち寄り、酒宴となります。
 頼光がふと馬屋を見ると縄に縛られた鬼同丸がいました。頼光はその帰りがけに、頼信へ鬼同丸の縄を更に厳しくするように指示して帰ります。
 それを聞き、怒った鬼同丸は怪力で縄を切りほどき、頼光への奇襲を図ります。
 しかし頼光の知恵と武勇で、あえなく退治されるのです。
2002.11.16優秀神楽発表大会
千代田総合体育館にて収録
38'31
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文責:NPO広島神楽芸術研究所
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