4/13//2009  お知らせ
<トップページ> <新着情報>

【動画配信】神楽の未来を求めて 伝統と創造より 宮乃木神楽団 新羅三郎配信開始!

■ 平成21年4月12日(日)北広島町千代田開発センターで開催された、広島・島根交流神楽「月一の舞い」神楽の未来を求めて 伝統と創造より、宮乃木神楽団 新羅三郎の動画配信を開始しました。

■新羅三郎のあらすじ
 平安時代も終わり頃、朝廷の力が衰えると地方には武士団が生まれ、朝廷に背を向けた戦いが各地で起こるようになりました。
 その頃、朝廷は、源頼義を陸奥守(むつのかみ)に任命し、安倍一族討伐に向かわせました。『前九年の役』として日本の歴史に残ります。この戦いに加勢した清原一族は、東北地方の大豪族となりますが、改めてこの清原兄弟の間で戦いが始まります。当時、頼義の子・義家(よしいえ・八幡太郎義家)は、陸奥守として再び奥州鎮定に向かいます。これが『後三年の役』です。
 戦いのはじめ、義家軍は冬の寒さと飢えのため、多くの死傷者を出しました。この噂は都へ届き、役所勤めの義家の弟・新羅三郎は職を投げ打ち兄の戦場へ向かいます。
 文武両道、更に「笙(しょう)の名手」として知られる新羅三郎に笙の秘曲の伝授を願う豊原時秋が追いかけてきます。そして奥州への途中、足柄山で秘曲を授かります。
 鎌倉幕府を開く源頼朝(みなもとのよりとも)の四代前の武勇の兄弟、八幡太郎義家と新羅三郎義光の物語です。

■文責:NPO広島神楽芸術研究所

▼動画配信のページ
 http://www.npo-kagura.jp/contents/html/kagura-library.html